昭和20年代、30年代の飼いネコ事情

6月にネコが家族になった。名前はコロ助。生後すぐに公園に捨てられていたらしいが、運よく見つけられ、さらに運のよいことに拾い主さんの勤務先に子育て中のネコがいたため、実子ともども育てられた。その拾い主さんの勤務先というのが、私のクライアントという縁で、うちにやってきた。

今日は税金や経営の話を離れて、ネコにまつわる話を書きます。

実家の母にネコを飼い始めたことを報告してからというもの、電話するたびネコについて聞かれる。
なぜそんなに気になるのかというと、テレビなどを通じて、母が子供の頃(昭和20年代~30年代頃)と現代で飼いネコ事情が全く違うらしい、と思い始めたらしく、実際のところはどうなのかと興味津々らしい。

母が子供の頃、家には常に飼いネコがいたそうだが、そのネコには重大なミッションが課せられていた。
母の実家は農家で、稲作をしており、収穫した米をネズミに食べられないために、ネズミ捕獲長として雇われていたのだ。

ネコの名は全部「ミー」…。全部???
何代にもわたって、ミーだったわけだ。
あくまでネズミ捕獲長。今のように大切に飼われておらず、短命だったようだ。でも、いないと「困る」のだ。
「死ぬたびに」、「近所でネコが生まれたらしい」と聞きつけ、もらってきていたそうだ。

興味深かったのは当時のネコのトイレ事情。
昭和の時代なので、ネコが自由に家の内外を行き来し、外で用を足して戻ってきていたのかと思ったら、それは違うのだ。
ちゃんと家にネコトイレが用意されていたという。
天竜川の河原で砂を拾ってきて、箱に入れてトイレにしていたそうだ。
使用済みの砂をどうしていたのかよく覚えていないようだが、畑にでも撒いていたのかなあ、ということである。

ご飯は典型的なネコまんまで、冬の夜には母たち姉弟が取り合いで布団の中に入れていたそうだ。
ネズミ捕獲長も、それなりにはかわいがられていたようだ。

コロ助は令和に生まれてよかったね。